ザ・スピリット(2009)

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あなたのアメコミ魂(スピリット)が試されている

title090609_1.jpg さてさて、皆さんおまちかねの問題作『ザ・スピリット』ですよ。ちなみにキャッチコピーは、「巨匠フランク・ミラーが手がけた『シン・シティ』をさらに進化させた 映像革命!」的な感じになっていたと思いますが、「『シン・シティ』でもギリギリだったのにさらに進化したらそれはもはやセールスポイントじゃないんじゃ」と心配 しながら、代表して観てまいりましたよ。

「いやいや、これはかなり難解な方向に進んでる問題作って聞いたし、ちょっと要注意じゃない?」といぶかしんでるそこの君!全然難解じゃないんだからね☆ あれ、なんかツンデレ口調になっちゃったわ。てか本国だと2008年クリスマス公開なんだ。

ということで、まだ間に合う!劇場鑑賞ガイドは以下から。

要注意ポイント
(1)トーク魂炸裂
みんなお話が大好きで、しょうがないやつらが集まっちゃって、アメリカ版『べしゃりぐらし』かってくらいです。 旧作スタートレックシリーズ(もちろん映画)を上回るくらいのコミニケーション量です。でも、「そんなにしゃべられたら聞き(読み) 逃しそう!」なんて心配はいらないっす。丁寧に説明してくれてるだけなので、たいていあなたの理解と同じ内容の会話が思ったよりも 長く続いてるだけです。安心して聞き逃しましょう。不安になったら、「デューク東郷だって最初はおしゃべりだったんだ」と自分に 言い聞かせて乗り切ってください。

(2)コミック魂炸裂
これでもか、これでもかというくらい、すべてのカットがコミックのコマの構図になってます。 このこだわりによって、あなたが日本漫画文化育ちなら「うんが、ふ」となってしまうこともあるかもしれません。

そりゃ無理もない。だって、漫画史の読み物ではおなじみのあの『新宝島』のシーンを思い出してみるなくても、 日本の漫画は、手塚先生が映画の手法を取り入れたことで迫力満点、スピード感グンバツに発展してきたんですものね。 それの逆の現象を見せられたら、「あれれ映画を観にきたはずなのに」とテンポをそがれてしまうやもしれませんよね。

でも、それはあなたの物忘れです。あなたはアメコミ映画を観にきてるんです。だから、「わー、アメコミ映画だからって。 ここまでアメコミ映画とは!」と訳のわからない感じで楽しんでみてください。

(3)王道魂炸裂
これぞ、王道のヒーローもの!という設定ですんでもって、ストーリーは超明快。おかげで、結構、この規模の映画にしては だいぶん実験的な映像を使っていたとしても、「あれ?何がどうなって?」となることはありません。もちろん、終始真黒な画面 (モノクロに色がついた程度。言ってなかったけど重要だったかしら。)にやられてうとうとしちゃっても全然大丈夫なんて、 随分気が利いてるじゃないですかこりゃ!

今回の口説き文句
(1)「映像がめっちゃおしゃれらしいんだけど。」
「映画監督やってる友だちがいるんだけど」と喫茶店でおもむろに切り出すあなた。「なんか、すごい映像の映画を観ちゃったって言って、 なんていうの映像がおしゃれ的な?先週公開したばっかなのに、もう3回も観に行ったんだって」あくまで、落ち着いたトーンで続けるあなた。 「へー、すごいね」的なことをいうあのコ。ここで、「でさ、そんなに言うならと思って、こっそり観に行ってみようと思うんだけど、 一緒にどう?」あくまでもさりげなくどうぞ。
(2)「やっぱオールスターって最高だよね!」
もしもターゲットがイエス、オールウェイズ・オールスターならもっと話は簡単。オールスターがいかにイエス、オールマイティーなのか持ち上げた あげく。「実はオールスター履いてるヒーローの映画あるんだけど」とにじり寄ってみましょう。あ、当日はもちろんオールスター着用をお忘れなく!

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このページは、slingerが2009年6月 9日 05:39に書いたブログ記事です。

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